今や私たちの生活に欠かせないインフラとなっているコンビニ。このコンビニの駐車場をカーステーションとして活用して,お客にとっての利便性向上だけでなく,低炭素社会へ貢献する環境活動としてアピールすることも視野に入れた参入が見られます。
コンビニでのカーシェアリングは2009年からスリーエフとミニストップが始めたのが最初で,その後2010年にファミリーマートやサークルKサンクスがサービスを始め,現在はファミリーマートでカーシェアリングサービスが提供されています。このページではコンビニの駐車場を活用したカーシェアリングをご紹介しましょう。
普段利用するファミリーマートの駐車場にカーシェアリングのクルマがあったら便利ですよね。そんなステーションを持つファミリーマートが現在5店舗あります。その店舗はいずれも関東地区で,早宮四丁目店(練馬区),赤塚二丁目店(板橋区),舎人一丁目店(足立区),大宮浅間町店(さいたま市),立場駅前店(横浜市)です。ファミリーマートのカーシェア案内ページで上記5店舗と,ファミマの近隣のステーションを紹介していますからご覧ください。
なお,ファミマが業務提携しているのは,オリックスカーシェアですので,利用したい方はオリックスカーシェアに入会してくださいね。
ファミリーマート専用の1,000円分のプリペイドカードがもらえます!ステーションがある店舗と,近隣にステーションがある店舗にリーフレットが置いてあって,そこにキャンペーンコードが書かれていますから,入会手続き時にこのコードを入力する必要があります。
コンビニエンスストアのスリーエフとミニストップが,株式会社日本カーシェアリングと提携して「i-share(アイシェア)」という名称で2009年10月1日からサービス提供していました。
しかし利用者数が伸び悩み,また店舗の周辺にカーシェア各社のステーションが次々と増えてきたことでコンビニにステーションがあることのメリットをうまく活かせずに2011年6月27日付でサービス休止(実質は撤退?)となりました。
※参考資料 ⇒ 当時のスリーエフのプレスリリース(直接PDFファイルが開きます)
スリーエフとミニストップに続いて,株式会社日本カーシェアリングと提携したのがサークルKサンクスでした。サークルKサンクスも「i-share(アイシェア)」という名称で2010年1月21日からサービス提供していました。
東京都内の4店舗を皮切りに,関東圏約200店舗へ拡大することを目指していましたが,スリーエフ&ミニストップの場合と同様に2011年6月27日付でサービス休止(実質は撤退?)となりました。
※参考資料 ⇒ 当時のサークルKサンクスのプレスリリース(直接PDFファイルが開きます)